マンセル値から色を読み取る

色彩技能パーソナルカラー検定のモジュール2、の試験問題の中に

マンセル値からどのような色かを読み取る問題が出題されます。

大体の色がどのようなものか、というのを勉強するときには、PCCSのトーン表をベースにするのが、わかりやすいのではないでしょうか。PCCSのトーン表にある色はすべてマンセル値があります。しかし、トーン表のすべてのマンセル値を覚えるのは時間と

労力がかかりますし、できるだけシンプルにわかればそれに越したことはないですよね。私は、マンセル値から色を読み取るのに3つのステップを考えました。

1。マンセルの色相記号から、PCCSのどの色相にあたるかを覚える。

2.彩度が、低・中・高のいずれかを特定する。

3.明度を確認する。(大まかに覚えておく)


そう、色相・彩度・明度の順です。


なぜ明度が一番最後なのか、彩度の範囲を大まかに低・中・高と

特定すれば、3分の1のトーンに色を絞り込めます。明度は

一つのトーンの中にこのトーンは中明度だけ、とか低明度だけ、とかいうことがないので、ある程度トーンごとの明度を把握しておく

必要があります。


色々とこの3ステップについて教え方を考えていましたが、これなら100%いけるだろう、というのを考え付きましたので、実際

現場で伝授していきたいと思っています。